仕事で使える英語を鍛える、大切な3つのこと

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ビジネスにおける英語の重要性は、益々増大しています。

自分は学生時代、理科や数学は得意だった半面、英語からは逃げ続けた人生だったので、大学3年生で初めて受けたTOEICという英語試験は370点。3択か4択からの選択式試験であることを踏まえると、そのころまで、普通の高校生以下の英語力だったと思います。

そんな中、英語というものに本気で向き合ったのは、実は会社に入ってから。

何度も『自分はどうしてこんなに英語のセンスがないんだろう』ということを痛感しながら、英語と向き合ってきました。

そんな私ですが、現在は業務で普通に英語を使い、USやUKのメンバーとプロジェクトを推進したり、グローバル会議での司会や、海外拠点の幹部候補生に対し、英語で研修講師をしたりできるようになっています。TOEICでも900点以上はコンスタントに、昨年初めて受けた英検1級も、無事合格できました。

英語ができなければ社会で成功しないというわけではありませんが、自らのスキルの柱の一つとして英語力を身に着けていくことで、人生やキャリアの選択肢を間違いなく増やせます。
また、企業で英語力を活かし活躍するためには、語学力+αの力も必要となってきます。

決して英語センスのない私でも、試行錯誤しながら英語学習する中で得た経験値はありますので、それをご紹介できればと思います。

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うまく英語で話せないことを恥ずかしいと思わない

いきなり精神論か!?、と言われそうですが、自分が英語ときちんと向き合えるようになったと感じた一番のブレースクルーが、シンプルな一つの考え方の見直しでした。

英語で発言する場面において、以前は「うまく話せなかったらどうしよう。英語が下手って周りにばれる。恥ずかしいなぁ…」という気持ちが心のどこかにあり、一生懸命スマートに話そうと気を張りつめている自分がいました。

それを、ある瞬間からは 自分(の英語)は、まだまだ成長期である という前提に立ち、うまく話せなかった時も、「うまく話せなかったなぁ。でも、だからこそ 今後もっとどんどん英語を使っていくようにしないといけないんだ」と 意識的に考えるように努めました。

意識し続けることで、その考えが心の中に定着してきたとき、英語で話すことが怖くなくなり、会話のミスや、うまく話せなかった事も、前向きな成長の機会に変換することができるようになりました。

このような気持ちのパラダイムシフトにかかったのは、比較的短い期間でしたが、このシンプルな切り替えに至るまでに、自分は何年もの時間を費やしたと思います。

是非皆さんも、未来進行形で急成長している自分に、成長の為の燃料(機会)を与えるつもりで、どんどん積極的に失敗を重ねるイメージを植え付けてみてください。

英単語は単語として暗記しない

英語学習を苦行にしている大きな要因の一つに、大量の単語を暗記するという作業があります。
特にTOEFL100点以上 や 英検1級 に合格するためには、義務教育で習う基本的な英単語とは別に、少なくとも+3,000~6,000語程度の、単語・熟語を覚えることが求められます。

そして、一度頑張って覚えても、それはエビングハウスの忘却曲線に沿って時間とともに忘れ、終わりの見えない苦痛が、英語へのモチベーションをどんどんと低下させていきます。

以前読んだある本に、英単語カードを作って気合で覚える というやり方で、海外大学に留学した方の勉強法が書かれており、それを真似して 3,000枚 もの単語カードを作り、それを徹底的に覚えようとしたこともありました。
結果は、覚えるよりもカードを作ることに膨大な時間を消費し、覚えても1週間すれば大半忘れてしまっているという、自分の人生でも有数の失敗体験となりました。

英単語はリーディングと繋げて覚える

それぞれの英単語 と 何かの印象をつなげることで、記憶は格段に定着します。
ですが、単語帳の一つ一つの単語・熟語に対して、自分なりの印象を植え付けていくことは、現実的ではありません。

そのような場合におススメなのが、リーディングを軸に単語力を強化する という方法です。

興味のあるリーディングコンテンツだと なお望ましいのですが、出来るだけ色々な言い回しを網羅したリーディングコンテンツを選ぶことで格段に効率も高まり、定着の手応えも格段に感じられるようになります。

自分の場合は、USA Clubというところで購入した、12,800円のTOEFL対策教材についていたリーディング教材が、Campus Life、Conversation、Lecture、US History という4つのリーディングトピックの中に3000を超えるTOEFL用単語・熟語を盛り込まれたものになっており、これを 何度も、何度も、何度も 繰り返し読み込むことで、スピーキングやライティングで使える深いレベルで、単語力を上げることができました。
(※ これまで通算で100回以上読み返し、現在も3か月に1回のペースで読み返すことを習慣化させています)

私は たまたまTOEFL対策用に購入した教材を使いましたが、他の教材でも全然良いと思います。
出る単など単語帳を使って、コツコツと覚えていく苦行を実施するくらいなら、ぜひ重要単語が豊富に盛り込まれ、自分の興味が持てる必殺リーディングコンテンツを探し出し、それを俳優がセリフを覚えるように、何度も 何度も 繰り返し読み返すことで、単語力を上げていってみて下さい。

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英語+αで大切なこと

最後に、ビジネスでは英語を勉強するだけでは不十分であるという点にも触れます。

よく『グローバル人材を求める』といった転職募集案件を見ますが、グローバル人材 ≠ 英語ができる というのは、どの業界でもいえることだと思います。

英語を使える=英語を話せる多様な人々と効果的にコミュニケーションが出来る という観点で考えれば、相手の方の置かれている背景、興味・関心や価値観をきちんと理解した上で、相手の立場に立って話をできること が求められます。

相手の国の歴史や 文化・国民性はもちろん、その方々が所属する組織での考え方など、様々な観点で理解を深めていくことで、より自分と相手の違いを理解しながら、相手の立場に立って考えることができるようになります。

むしろ英語力が一定以上になれば、語学力以上に相手との意思疎通において重要なのはこの部分です。
相手の立場を理解し、スマート、かつ柔軟にコミュニケーションを行える人材は、たとえそれが多少たどたどしい英語であったとしても、間違いなく即戦力のグローバル人材に値するでしょう。

こちらの記事で、採用側の立場で求めるビジネスレベルの英語力について解説していますので、参考にしてください。

>> ビジネスレベルで求められる英語力とは

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