【アメリカ旅行】SIM/eSIM/WiFiを比較!通信手段は結局どれがおすすめ?

本サイトは一部に広告を含みますが、記載情報はその影響は受けておらず、公平・中立な立場で制作しております。
海外旅行SIM
  • URLをコピーしました!

アメリカ大好き かろじん です。
コロナ禍も一服し、久々に家族で海外旅行を考えている方も多いのではないでしょうか?

この記事では、これからアメリカへ旅行しようと思っている方に向けて、次のような内容を解説しています。

・海外での通信手段は何がいいの?
・eSIM/SIM/WiFiなどの違いは?
・結局どのサービスを使えばいい?

スマートフォン(スマホ)がある生活が当たり前になった現在において、海外旅行中スマホが使えないと心細いですよね?

旅行先でネット難民にならないように、旅行前にしっかり準備して行きましょう!

アスカ

海外でスマホを使うのはどんなオプションがあるの?

かろじん

下記4つのどれかを準備することが必要です!

SIMカードの購入
eSIMサービスの購入
③ ポケットWiFiのレンタル
④ 携帯キャリアの海外プラン利用

結論から申し上げますと、これらのオプションの中でも「SIMカード」か「eSIM」を購入するのが、多くの場合で良い選択 となります。

ただし、海外に行く目的や期間によっては「ポケットWiFiのレンタル」や「携帯キャリアの海外プラン」を利用するのが最適解となります。

アスカ

それぞれの違いについて、ポイントを正しく理解しておきましょう!

ここからは、それぞれのオプションの特徴や実際のサービス例をご紹介した上で、どのようなケースに向いているのかを解説していきます。

これからアメリカへの旅行を考えられている皆さんにとって、少しでも参考になると嬉しいです!

こちらの記事で、アメリカの旅行先として最もメジャーな「ロサンゼルスへの家族旅行」に必要な情報をまとめていますので、ご興味のある方はぜひ参考にしてくださいね。

>> LA家族旅行の基礎知識まとめ

Contents

SIMカードの特徴とサービス

SIM

皆さんがお持ちのスマホでネット接続をする際には、「SIM」とよばれるICカードで識別され、ネット回線への接続を行っています。

docomo/au/SoftBankなどの携帯キャリアと契約した時に、キャリアからSIMカードが提供。
それがスマホにセットされているので「4G」や「5G」といった彼らの通信が利用できるのです。

スマホでのSIMカードの設定場所は機器によって違いますが、iPhoneの場合は横の部分を専用のピンで押し込むと抜き差しが可能。

iPhoneのSIMカード設定
iPhoneのSIMカード設定

海外で自分のスマホからネット接続をする場合は、このSIMを海外で通信できるSIMに変更する必要があります。

アメリカの場合は、アメリカの通信キャリアが提供するSIMカードに差し替えて、旅行中のスマホ利用ができるようにするのがこちらのオプション。

アメリカSIMカードに差し替えて旅行先で使用する場合、事前に自分のスマホを「SIMロック解除」しておく必要があります。

SIMロック解除の方法は、携帯キャリア別にこちらのページより確認して対応ください!
メニューに沿って選択するだけで、すぐにSIMロック解除ができますよ。

かろじん

携帯キャリア経由でスマホを買ったときにSIMロックが付いているのは、他の携帯キャリアに移りにくくさせる携帯キャリアの嫌がらせ
利用者にはロックされているメリットは全くないので、すぐに外しておくようにしましょう。

アスカ

例えば、AppleのサイトからiPhoneを買った場合は、最初からSIMフリー(ロックされていない)状態になっていますよ。

SIMカードを入れ替えて、日本に帰国したらまた元のSIMカードに入れ替えなおすという手間は発生しますが、通信料の意味では一番お得な方法。

アスカ

アメリカの通信キャリアのSIMカードは、普通に日本のAmazonで購入ができます

さくら

SIMカードを差し替えた時点で、アメリカで使える現地の電話番号も割り当てられますし、ネット接続も可能になります。

私が利用したアメリカSIMカードは、アメリカ国内通話無料・通信料無制限のTモバイルというキャリアのもので、期間ごとに下記のような価格でした。

SIM利用期間価格(税込み)
7日間2,980円
10日間3,480円
12日間3,880円
15日間4,280円
18日間4,580円
21日間4,980円
25日間5,280円
30日間5,580円
60日間11,100円
90日間16,700円
アメリカSIMカード価格表

旅行前に必要な人数分を購入し、アクティベーション予約を行った上で、アメリカに入国する際にSIMカードを差し替えて使います。

実際に私が利用したアメリカSIMカード、及び事前の手続きなどについて、こちらの記事で詳しく解説していますので参考にしてください。

>>【tabitsu】アメリカ渡航おすすめSIMカード

eSIMの特徴とサービス

eSIM

次に、eSIMについてご紹介します!
考え方はSIMカードと同じですが、eSIMを使う最大のメリットはSIMカードの差し替えが必要ないことです。

申し込みが完了すると提供されるQRコードをスマホで読み取るか、専用アプリ経由で接続できるようになります。

SIMカードと比較してのデメリットは、価格が若干高いこと対応機種が限られている こと。

eSIMの場合でも、SIMカードの時と同様に「自分のスマホのSIMロック解除がされていること」を確認してから、申し込むようにして下さい!

おすすめサービスとしては、こちらの2つ。

対応機種については、それぞれのサービス会社サイトでご確認頂くのが確実ですが、例えば「Glocal eSIM」では 執筆時点で、下記が対象機種として記載されておりました。

eSIM対応Apple製品(2023年5月時点)

iPhone 14 Pro Max、iPhone 14 Pro、iPhone 14 Plus、iPhone 14、iPhone 13 Pro Max、iPhone 13 Pro、iPhone 13、iPhone 13 mini、iPhone 12 Pro Max、iPhone 12 Pro、iPhone 12、iPhone 12 mini、iPhone SE(第2世代)、iPhone SE(第3世代)、iPhone 11 Pro Max、iPhone 11 Pro、iPhone 11、iPhone XS、iPhone XS Max、iPhone XR

下記iPadでは利用不可
11インチiPad Pro(第1世代以降)、12.9インチiPad Pro(第3世代以降)、iPad Air(第3世代以降)、iPad(第7世代以降)、iPad mini(第5世代以降)

eSIM対応Android製品(2023年5月時点)

Galaxy Z Flip/Flip3 5G/Flip4、Galaxy Z Fold/Fold2/Fold3 5G/Fold4、Galaxy S23/S23+/S23 Ultra、Galaxy S22/S22+/S22 Ultra、Galaxy S21/S21+/S21 Ultra 5G、Galaxy S20/S20+/S20 Ultra、Galaxy Note20/Note20 Ultra、AQUOS wish/wish2、AQUOS R7、AQUOS zero6、AQUOS sense6/6s、AQUOS sense4 lite、Xperia 10 IV、Xperia 5 IV、Xperia 1 IV、Xperia Ace III、Xperia 10 III Lite、OPPO A55s 5G、OPPO Find X5/X5 Pro、OPPO Find X3 Pro、OPPO Reno7 A、OPPO Reno5 A、OPPO A73、Google Pixel 7/7 Pro/7a、Google Pixel 6/6 Pro/6a、Google Pixel 5/5a(5G)、Google Pixel 4a/4a(5G)/4/4 XL、HUAWEI P40、HUAWEI P40 Pro 5G、HUAWEI Mate 40 Pro、Redmi Note 10T

アメリカで使う前提で価格を比較すると、次のようになります。

サービスGlocal SIMトラベシム
データ量無制限6GB
期間15日15日
価格(非課税)5,980円3,980円
eSIMサービス比較

15日間で6GBまでの利用であれば「トラベシム」の方が価格的には安いですが、現地で動画などを閲覧するなら少し心もとない容量です。

その意味では、Glocal SIMのプランの方が、データ無制限で安心

Glocal SIMは30日だとデータ無制限で9,480円と、更にお得なプランもあります!

かろじん

「SIMカード」と比べると、国内通話無料が付いていないのと、価格も少しだけ高くなるので、その金額差をどう見るかですね。

さくら

国内通話はLINE通話などで代用できるし、SIMカード差し替えの手間、旅行中にSIMカードを無くすリスクを考えれば、十分選択肢にはなりますね!

ということで、結論 私がおすすめするeSIMは「Glocal SIM」。

15日以内の旅行で、かつ そこまで人数(スマホの台数)が多くない場合、割に合うサービスです。

もしくは、1か月程度の語学留学をされる際なども、ちょうど良いサービスでしょう!

ポケットWiFiの特徴とサービス

ポケットWiFi

ポケットWiFiをレンタルする場合は、SIMの差し替えなどは必要ありません。
5人(台)程度までであれば、一つのポケットWiFiがあれば、同時にネットにアクセスすることが可能です。

アスカ

ただ、海外旅行などの場合には、正直ポケットWiFiレンタルはあまりおすすめしません!

かろじん

その理由は、次の3つ。

旅行でポケットWiFiをおすすめしない理由
  • スマホとポケットWiFiの2台持ちが必要
  • レンタル料金がSIMと比べて割高
  • 複数の人で1つのポケットWiFiを使う場合は、別行動できない

それぞれ解説します。

スマホとポケットWiFiの2台持ちが必要

こちらは分かりやすいですね。
自分のスマホとポケットWiFiを同時につけておいて使用しないとネット接続ができません。

2台持ちになる重さもそうですが、それぞれのバッテリー残量や充電も意識しないといけないのは、地味に手間です。

レンタル料金がSIMと比べて割高

ポケットWiFiレンタルにかかる料金について、ポケットWiFiレンタルで有名な「イモトのWiFi」と もっとお手頃な2つの別のサービス(下記)で、比較してみました。

サービス名イモトの
WiFi
エクス
モバイル
海外WiFi
レンタル
データ量無制限無制限無制限
1日
通信料
(非課税)
2,360円1,150円1,150円
ルータ
1日料金
(税込み)
330円0円220円
受取料金
(税込み)
550円
(宅急便)
1,100円
(空港)
650円
(宅急便)
1,100円
(空港)
0円
(コンビニ)
550円
(宅急便)
返却料金
(税込み)
550円
(宅急便)
0円
(空港)
370円
(郵送)
550円
(返却)
15日間
での
合計金額
41,450円18,270円21,100円
ポケットWiFiレンタル料金比較
さくら

イモトのWiFi」は、広告費もそこそこかけているだけあって、他と比べても結構値段もしますね。

かろじん

ほとんどのケースで「エクスモバイル」であれば一番お得!

旅行日数にもよりますが、SIMカードを購入する場合と比べて合計金額が4倍くらいかかることや、受け取りと返却の手間を考えると、少し大変かなと思います。

複数の人で1つのポケットWiFiを使う場合は、別行動できない

何人かで1つのポケットWiFiを同時利用すれば、割高な費用分もカバーできるのですが、その際は全員がポケットWiFiのそばでスマホを利用する必要があります。

車の中などでは問題ないのですが、例えばテーマパークなどで何グループかに分かれ別行動したいときに、どちらかがネット接続をあきらめることになりますし、「iPhoneを探す」などの位置情報確認が実質旅行先で使えなくなるのも不便でした。

ポケットWiFiの最大のメリットとして、スマホやパソコン・タブレットなど複数のデバイスを持参した際に、まとめてネット接続できる点があります。

ですが、パソコン作業などはホテルの部屋など落ち着いた空間ですることが多く、その場合はホテルのWiFiが使えますので、ポケットWiFiがあって良かったと思うことは少ないでしょう。

ポケットWiFiレンタルが最適なのはどんなケース?

ポケットWiFiレンタルが適しているのは、例えば次のようなケースです。

・海外出張でネット接続をしたい
・YouTuberの取材を兼ねた海外渡航

・短期間の海外出張・旅行

海外出張の際は、出張者は基本個人で行動するケースが多く、個人スマホ・社用スマホ・社用パソコンなど複数デバイスのネット接続が必要になります。

アスカ

海外のオフィスやクライアント先で利用できるWiFiが必ずあるとも限らないため、ポケットWiFiをレンタルする方が、さまざまなデバイスでスムーズにネット利用ができ便利です。

同じことはYouTuberの方などにも言えて、撮影や取材したコンテンツの編集などホテル以外でやることもあり、ポケットWiFi経由でパソコンが使えた方がいいですね。

また、ポケットWiFiはレンタル日数によって利用料金が比例的に伸びていく関係上、長期滞在には向きませんが、短期滞在であればSIMカードを購入するより安くなることもあります。

携帯キャリアの海外通信プラン

携帯キャリア

もう一つの隠れた(あまりメリットのない)オプションとして、日本で使っている携帯キャリアの海外通信プランを使うという方法もあります。

訪問先がアメリカという前提で調べると、各キャリアの海外通信プランは次のとおり。

提供会社データ量1日料金
(非課税)
docomo日本の契約データ
を利用
980円
docomo無制限2,980円
au
(UQ、povo)
日本の契約データ
を利用
490円
(早割)
980円
(通常)
SoftBank3GB980円
日本の携帯キャリアの海外通信プラン
アスカ

金額的には、どの携帯キャリアのものも他のオプションと比べて割高だなと感じますね。

かろじん

早割が効いたauのプランくらいが、少しマシなレベルかな…

このオプションの一番のメリットは、ほとんど手続きなく、日本で使っているスマホがそのまま海外で使えるという点でしょう。

1日~2日程度の超短期の海外渡航に限って、選択肢として考えるのはアリですが、アメリカなど最低でも1週間程度の期間が欲しい国への渡航であれば、このオプションはもったいないと思います!

まとめ: 結局どれがおすすめ?

比較

ここまで、アメリカへの渡航を一つの例としながら、海外でスマホなどを使う場合のオプションについて解説してきました。

多くの場合においては「SIMカード」か「eSIM」を購入するのが最適な選択肢です。

それぞれのおすすめサービスを再掲するとこちらになります。

SIMカードの購入

>>【tabitsu】アメリカ渡航おすすめSIM

もし出張での海外渡航や、短期間での海外訪問の場合は、ポケットWiFiをレンタルする方がお得で便利なケースもあります。

その際は、こちらのサービスがおすすめです!

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
Contents