ESTA申請手順を詳細解説!アメリカ入国・出国に必要なもの

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ESTA申請
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アメリカ大好き かろじん です。
コロナ禍も一服し、久々に家族で海外旅行を考えている方も多いのではないでしょうか?

この記事では アメリカ旅行を考えられている方に向けて、次のような内容を解説しています。

・現在のアメリカ入出国はどんな感じ?
・ESTAって何!? 申請ってどうやるの?

COVID-19感染拡大防止に伴う水際対策も撤廃され、現在は感染拡大前と同じようなスムーズな入出国ができるようになっています。

かろじん

その結果、日本人にとってアメリカへの入国・出国で最低限準備が必要なものは、結局これだけです。

・日本のパスポート
・ESTA or アメリカビザ

この記事を読めば、2023年9月現在のアメリカ入国・出国に必要な手続きと、アメリカへの家族旅行の際に必要となるESTAについて、申請・照会方法が分かるようになります。

Contents

アメリカ入国・出国に必要なもの(2023年9月時点)

入国審査

現時点でのアメリカ入国・出国時それぞれで準備すべきことについて解説します。

アメリカへの入国

アメリカのCOVID-19感染拡大防止に伴う水際対策は2023年5月11日をもって撤廃され、現在(2023年9月時点)アメリカへの入国は、下記のような追加書類を提出する必要がなくなりました。

・ワクチン接種証明書
・CDC指定の宣誓書
・CDC指定の情報提供書(滞在先情報 他)

かろじん

2023.3-4にLA家族旅行した時は、まだ水際対策が続いてて、家族全員分の書類準備に結構手間と時間がかかりました。

アメリカに向かう飛行機の中でのマスク着用も任意となっていますので、ほぼCOVID-19流行前の状況に戻ったと考えて大丈夫でしょう。

その結果、現在事前に最低限準備が必要となるのは下記のものだけ。

・日本のパスポート
・ESTA or アメリカビザ

日本からアメリカへの家族旅行では、基本的にアメリカビザではなくESTAで入国するのが一般的。

ESTA申請については、この記事のうしろ で詳しく解説していきます。

アメリカ出国(日本への入国)

日本へ入国する際の水際対策措置も2023年4月28日をもって撤廃され、「3回のワクチン接種証明書」や「出国前72時間以内のPCR検査 陰性証明書」の提示は不要となりました。

よって、日本人であれば最低限日本のパスポートのみあれば帰国できます

水際対策措置の期間中は「Visit Japan Web」にて、検疫に必要な情報を事前入力が求められていましたが、これも現在は必要ありません

Visit Japan Web は、現在も「入国審査」や「税関申告」をウェブで行うことができるサービスとして利用は可能です!
ファストトラック(検疫)機能については、日本の水際対策措置撤廃のタイミングで終了。

ESTA(電子渡航認証)の概要

ESTAロゴ

日本人の方がアメリカに入国する際は、アメリカビザかESTAの取得が必要です。

ESTAとは、査証免除プログラム(VWP:Visa Waiver Program)を利用して渡米する旅行者の適格性を判断する電子渡航認証システムのこと。

日本人であれば、90日以下の短期商用・観光の目的で渡米される方は、このESTAがあれば入国できますので、アメリカへの家族旅行などの目的であれば、ESTAを全員分取得するのが一般的です。

さくら

現在は 公式のESTA申請サイト だけでなく、ESTAのモバイルアプリも提供されていますよ!

ESTAモバイルアプリ

※ 日本語を含む40か国24か国語に対応

申請料金については 一人 21ドル(約2,500円~3,000円)となっており、アメリカ入国の72時間前に申請することが推奨されています。

さくら

スムーズにいけば、申請から数時間後に承認されたこともありました。思ったより早く取得できる印象です!

ESTA申請については、多くの方が知らないまま代理業者経由で申請し 数倍の料金を請求されるトラブル が相次いでいます。

トラブルにあった人向けの記事も載せていますので、こちらも参考にしてください。

>> ESTA代行業者と巻き込まれた時の対処法

ESTA申請の手順

手順

それでは、ESTA申請について解説していきます。

次のサイトにアクセスして申請します。
日本語での表示ができますので、まずは画面の右上より日本語表示に切り替えましょう!

>> 公式のESTA申請サイト

ESTA申請サイト
ESTA申請サイト

それでは新規申請を始めて行きます。

STEP
新規申請の開始

画面右側の「新規に申請を作成する▼」より、申請を始めます。

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「個人による申請」と「グループによる申請」のどちらかを選択。

ESTA2
グループによる申請の場合

「グループによる申請」では、最大50件まで まとめて申請できます。

さくら

家族全員分の申請は、こちらを選んでするのがいいですね。

こちらを選択した場合は、次にグループ連絡先を入力する画面が出てきますので、代表の方の情報を入力しましょう!

画面表示は日本語ですが、入力は英語(アルファベット)で行うようにして下さい!

組織の部分は「XXXX FAMIRY」のように、家族名をローマ字で入れたらOK。

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「操作の継続」ボタンを押すと、登録したメールアドレスに4桁コードを送る旨の確認画面が出ます。

「コードを送る」を押して届いた4桁コードを入力し、次に進みます。

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その後「新規の申請者を追加」を選べば、1件・1件のESTA申請ができます。

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ここから、一人ひとりに対する申請です。

各申請者の新規申請は、大きく次の7つのステップで進んでいきます。

STEP2: 免責事項の合意
STEP3: 申請者情報の入力
STEP4: 個人情報の入力
STEP5: 渡航情報の入力
STEP6: 適格性に関する質問
STEP7: 申請内容の確認
STEP8: 支払い処理

STEP
免責事項の合意

申請の最初は、合意の宣言から。

「免責事項」と「The Travel Promotion Act of 2009」の2つのタブで、それぞれ「はい」を選択し、「次へ」ボタンを押して次に進みましょう!

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ESTA7
STEP
申請者情報の入力

パスポートの顔写真がある面をカメラで読み込むか、過去に撮った写真を読み込ませる形で申請者情報を入力します。

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正しく読み込めると、パスポートに書かれていた情報が入力されていますので、不足している情報を直接追記します。

かろじん

入力は英語(アルファベット)で行って下さい!

また、下の方の市民権に関する回答とメールアドレスを入力し「次へ」に進みましょう。

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再度名前やパスポート番号などの確認画面が表示されますので、誤りがないことを確認しましょう。

次にメールアドレスの認証画面が表示され、申請情報で入力したメールアドレスに4桁のコードが届くので、そのコードを入力してください。

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STEP
個人情報の入力

個人情報の入力画面に進んで、住所や電話番号など入力します。

かろじん

ここも入力は英語(アルファベット)です!

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STEP
渡航情報の入力

「米国への渡航目的は、他国へ乗り継ぐためですか?」という質問に「いいえ」回答すると、必要な入力事項が表示されます。

米国内および米国以外の緊急連絡先情報、米国内の連絡先情報、米国滞在中の住所が必要です。

アメリカで滞在予定のホテル情報をあらかじめ用意し、入力するようにしましょう。

かろじん

複数のホテルに滞在する場合も、最初のホテルの情報でよいでしょう!
ここも英語(アルファベット)で入力ください。

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STEP
適格性に関する質問

各項目の質問を読み、正直に答えましょう。

適当な回答はせず、しっかりと確認した上で回答するようにしてください。

さくら

「はい」が一つでもあると、ESTAによる渡航が拒否される可能性があるので、よく読んで慎重に回答をしてね!

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STEP
申請内容の確認

各項目の入力内容を確認し「確認して続行」をクリックします。

誤りを発見した場合は「申請内容の内容を変更する」をクリックし、正しい情報に修正しましょう!

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「申請内容確認済み」という緑のチェックがすべての項目に表示され「次へ」のボタンが青くなったら、入力情報のチェックは完了です。

「次へ」をクリックし、支払いに進みます。

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STEP
支払い処理

免責事項を確認し、問題なければ「今すぐ支払う」をクリックします。

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支払いは、PayPal、デビットカード、クレジットカードで可能。

クレジットカードはVISAやMastercard、AMEX、JCBなどに対応しています。

自分が好きな支払い方法を選択し「次へ」をクリック。

選択した支払い方法に応じて決済画面が表示され、手順に従って入力を進めれば支払いが完了します。

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支払いが完了し無事申請できれば、メールアドレス宛に「申請番号」が届きます。

かろじん

ESTA情報を照会する際に必要になるので、大切に保管しましょう!

ESTA19

ESTA申請後の照会方法

照会

ESTA申請してから早ければ数時間、大体1日くらいしたらメールで連絡が届きます。

ESTA申請ステータス変更連絡

申請ステータス 及び 申請内容は、パスポート番号と生年月日、そして申請時にメールで届いた「申請番号」を使って 公式のESTA申請サイト から照会できます。

ESTA照会1
ESTA照会2

まとめ

空港

ここまで、現在のアメリカへの入国・出国に必要なものと、その一つであるESTAの申請について解説してきました。

2023年5月頃に水際対策が撤廃されて以降は、アメリカへの入国・出国にあたり追加書類準備は不要になりました。

さくら

その結果、最低限日本のパスポートとESTA さえあれば渡米が可能に

ESTA申請に関して、もし間違って代行業者経由で行い、通常の数倍の金額を請求されるトラブルに巻き込まれてしまったら、次の記事も参考にしてみてください。

>> ESTA代行業者と巻き込まれた時の対処法

また、こちらの記事ではアメリカの旅行先として「ロサンゼルス」を選んだ際に、知っておいた方がよい基礎知識をまとめています。

ご興味があれば見てみてください。

2023.3-4に実際に家族旅行した経験をもとに、行ってみて良かったところ・残念だったところなども、忖度なく伝えていますよ!

>> LA家族旅行の基礎知識まとめ

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