こんにちは、かろじん（➡プロフィール）です。
- 茶髪だけど、転職活動大丈夫かなぁ？
と心配されていませんか？
私はこれまで大手製造業に始まり、ITやマーケティング分野で20年以上会社勤務をしてきました。
かろじん現在はある大手エンタメ企業の部門長の立場で、中途採用の面接や評価を現役で行っております。
これまでの経験から、企業側の立場で実際どうなのかの解説を行っていきます。
結論としては、茶髪ではなく黒髪で就職活動にのぞんだ方が無難です。
ただし、性別や応募される企業の業界・職種によっても影響度が違いますので、その違いを知って判断されるのが良いと思います。
就活で茶髪だからって落ちるもの？採用評価における影響
茶髪が評価に影響するかどうかは、業界や職種によって違います。
- 影響ない・少ない
-
顧客・取引先など外部接点の少ない内勤職種
＜例＞ コールセンタースタッフ、インサイドセールス、ITエンジニア、設計開発 など
- 影響がある
-
顧客や取引先との接点が多い職種
<例> 外回り・システム営業、銀行窓口 など
役職者としてキャリア採用される場合は、内勤であっても部下や周りへの影響を考え、判断時に考慮されることもあるので気を付けましょう！
かろじん特に男性の場合は、女性よりもリスクが大きいかも。
昨今は大企業でも服装のカジュアル化が進み、普段仕事はジーンズなどで出社してもOKと、外見に対する寛容性が増してきている感じはあります。
また、イメージに難くないですが、製造業などと比べると、エンタメ企業などの方が外見には寛容ですね。
（引用: https://avex.com/jp/ja/corp/topmessage）
さくら大手のエンタメ企業として有名なエイベックスは、代表の松浦さんから茶髪ですね。
意外に、IT企業などは二極化している印象です。
GoogleやAmazonなどの外資系企業は、外見よりも実力重視で、特に内勤のエンジニアにおいては髪色などは気にしない感じですが、割とオールドファッションな考えを持った大手ITベンダーなども依然多く、外見重視かどうかは一概に判断しない方が無難です。
実際に転職面接で、茶髪でも受かった人は結構いるのか？
仕事で求められる要件を満たしていれば、茶髪でも合格する人はもちろんいます。
ただし、次のような場合は茶髪を理由に採用を見送る可能性もあります。
- 役職者など人を率いていく場合、周りからマイナス印象を受けそうなケース
- 営業や窓口担当で、取引先やお客様の印象が悪くなる可能性があるケース
茶髪OKの場合は、募集要件に明示されていることもあるので、そういった募集案件の応募する際は問題ありません。
かろじんただし、それだけ候補者に柔軟性を持たせているのは、人の入れ替わりの多い、きつい職場かも知れません。
履歴書の証明写真が茶髪に見える場合でも大丈夫？
履歴書の証明写真で大切なのは、第一印象として相手に与える印象です。
清潔感があり、誠実で
責任感がある人物なのか
この点が満たしていれば、書類選考上マイナス評価となることはまれでしょう。
実際に書類選考で一番チェックするのは、Job Description（業務記述書）と職務経歴との適合度合いです。
ただし、あまりに目立ち過ぎる色の茶髪にしている場合、評価者によっては「大丈夫か？」と懸念されるリスクもあります。
転職に茶髪でのぞむ男性と女性で違いはある？
実際に職場で働く人の人数比でみても、男性に比べて（特に若い）女性は茶髪が許容されている印象はあります。
かろじん年を重ねるとともに、茶髪にされている男性は 職場でほとんど見なくなりますね。（とはいえ、少数はおられます）
さくら一方で、茶髪の女性の方は（エンタメ業界の職場では）結構オフィスにおられます。
部長レベルの役職者の女性の方でも、メッシュを入れていたりと個性を出されている方も。
かろじんもちろん髪色と関係なく、実力があればしっかり評価され、出世されていますよ。
転職の際、髪色がダークブラウンくらいはOK？
個人的には全く問題ないと思いますが、あまり目立つ感じであれば評価者によってマイナスになることもあるかも。
ただし、逆にそのレベルで落とされる職場であれば、むしろ入社してからが大変です。
どうしてもその会社に行きたいという場合を除いて、ダークブラウンの髪色ぐらいであれば全く問題ないことがほとんど。
もし気になる場合は、普段の仕事の服装がどうなのかを確認してみてください。
カジュアルが許されている職場であれば、ほぼ髪色がダークブラウンでも許容範囲と思います。
転職にふさわしい髪色は？（男性・女性の場合）
転職時の髪色は、男女問わず黒がベスト。
受ける業界や職種・役職にもよりますが、万一のマイナスリスクを考えるなら、一時的にでも黒色に染めて履歴書の写真撮影と面接にのぞむのが無難です。
私も新卒での転職活動の時は結構強めの茶髪にしていましたが、一応大手の製造業に応募したので、履歴書の写真撮影と面接の際は、一時的に黒色に染めてのぞみました。
シャンプーすると落とせるカラースプレーがあるので、どうしても心配ならその形で乗り切るのが良いですよ。
ポチップ
地毛が茶髪の人は大丈夫か？
昨今、「ダイバーシティ＆インクルージョン」 という形で 企業が個人の多様性に関して、極力寛容に受け止めようという流れがあります。
よって地毛が茶髪の場合は、そのまま転職にのぞみ、書類や面接などで堂々とそのことを伝えれば、むしろ一つの個性としてプラスに捉えられることすらあります。
個性は隠すのではなく
堂々と活かしていく
企業が優良企業であればあるほど、どんどんそういった個性が際立っている人を求めていますね。
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まとめ
転職活動において、茶髪が採用結果に与える影響について解説してきました。
転職活動において一番みられるのはもちろん職務要件と適正との整合度合いですが、外見としては清潔感があるかや、誠実で信頼できる人物かといった良い印象を与えることが大切です。
黒髪で転職活動にのぞむのがベストではありますが、昨今さまざまな企業で外見に対する寛容度が上がっていますので、関係者や転職エージェントの担当とも相談の上、最終判断をしてください。
また外見を意識される際には、髪色だけでなく、服装や髪型、少しの想定外にも物怖じしない余裕など、与える印象全体に気を使いましょう。
小さなことですが、ゆっくりと間を取って話をすることができるだけでも、与える印象は大きく変わりますよ。
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