アメリカ大好き かろじん です。
コロナ禍も一服し、久々に家族で海外旅行を考えている方も多いのではないでしょうか?
久々の家族旅行にアメリカを考えている方は、ロサンゼルス旅行などいかがでしょう。
・アメリカのホテルって日本と違いある?
・LA家族旅行でのホテルどう選ぶの?
このような方に向けた記事になります。
10年前までアメリカで5年間生活し旅行していた経験や、2023.3-4でロサンゼルスに家族旅行をした経験をもとに、ロサンゼルス家族旅行でのホテル選びについてご紹介していきます!
こちらの記事で「ロサンゼルスへの家族旅行を考えた際の基礎知識」の全体をまとめていますので、他の情報も含めて知りたい場合は、こちらを見てみてください。

アメリカのホテルの仕組みについて

アメリカのホテルは、日本と比べて仕組みが異なる部分があります。

何も知らないと現地で戸惑うことも多いです。
基礎知識としてホテルシステムの違いを理解しましょう!
日米でのホテルの違いは、次のようなもの。
・ホテル料金は 人単位ではなく部屋単位
・駐車場代や税金は現地別払いがある
・チップの支払いが必要
・アメニティの提供がほとんどない
・フロントでは外貨両替できない
・プール、ジム、洗濯・乾燥機がある
アメリカのホテル料金は部屋単位
日本で旅館やホテルに宿泊する際には、一人当たりの部屋料金がかかりますので、家族旅行などで旅行する人の数が増えると その分ホテル代が高くなると考えがちです。
しかし、アメリカのホテル料金は部屋単位が基本となります。
旅行サイトで、アメリカのホテルをチェックした時に「1部屋1泊300ドル!? たかっ!」と感じられるかもしれませんが、家族4人で宿泊して一人当たりに換算すると 意外に家族滞在には優しい設定とも考えられますね。



もし部屋に追加ベッドを入れてもらう際には、追加料金が発生する場合もあるよ。



アメリカでも人単位で料金設定しているホテルもあるので絶対ではないですけどね。
当然例外もありますが、基本は部屋単位で料金がかかると理解しておきましょう。
駐車場代や税金は現地別払いがある
旅行サイトなどでホテルを予約し、その際にクレジットカードで支払いを完了していたとしても、駐車場代や宿泊税は、チェックアウトの際に別途請求されます。
この辺りは、日本のホテルのようにスムーズにいかないのでご注意ください。



ホテルによっては、最終日の夜に予めチェックイン時に伝えたクレジットカードで支払い処理がされ、レシートを部屋に置いておかれるシステムのところもありましたよ。



念のためチェックアウト時はフロントに行って「You are all set(手続き完了)」と言われたのを確認すると安心!
また、ラスベガスなどでは、一見リーズナブルな価格設定のホテルが多いですが…



これは、カジノなどで多くのお金を使っていただくので、宿泊料金は意図的に手ごろな価格で設定していると言われてますが、裏があります!
実際に泊まると「リゾート・フィー」なる追加料金が、宿泊費とは別に請求されます。



「リゾート・フィー」は、一泊当たり数十ドルかかったりと決して安くはない金額なんです!
予約時に「リゾート・フィー」が別途かかるとなっていた場合、現地での追加請求があることをご認識ください。
チップの支払いが必要
ホテルに限らずですが、アメリカではサービスを受けた際は、チップの形で感謝を相手に伝える慣習があります。
ホテル宿泊においては、次のような場合に発生。
・部屋まで荷物を運んでもらう
・ルームサービスを頼む
・部屋の清掃をしてもらう
チップの相場としては最低限1回1~2ドルで、現金でお渡しするケースが多いです。



ほぼチップのためだけに、前回のロサンゼルス旅行中は現金(米ドル)を数万円分財布に準備しておきましたね!
ホテルのフロントでチップ用に大きなお金を崩してくれます。
部屋の清掃に対するチップは、直接渡すわけではなく部屋に置いておきましょう。



前回家族で泊まったときは、部屋のベッド数も多かったので、一日4~5ドルをチップとして部屋に置いてたよ。
アメニティの提供がほとんどない
アメリカのホテルは、部屋にアメニティがほとんどありません。
あるのはタオルとドライヤー、石鹸、シャンプー、コンディショナーくらい。





前回のLA旅行では、歯ブラシなどは日本から持参し、他の足らないものは近くのスーパーで調達しましたね。
部屋着などもありませんので、基本必要なものは持参するか、現地で購入する形で考えましょう!
フロントでは外貨両替できない
アメリカのホテルのフロントでは、大きなホテル含めて外貨両替をしていないところがほとんど。
日本円から米ドルへの交換は、空港の両替商で行っておくのが無難です。



空港で両替を忘れた時は、なかなかLA市内で米ドルに両替できるところがなく、現金を準備するのに苦労しました。



1週間程度の家族旅行では、主にチップ用に数万円程度の米ドルを現金で持っておけば、あとはクレジットカードで支払えるのでOK!
米ドルであれば、ホテルのフロントで 大きなお札から小さなお札に崩すといったことは可能です。
プール、ジム、洗濯・乾燥機がある
プールやジムがあるホテルも多い。
よって、家族旅行で宿泊されるときは、水着を持っていくと子供たちは喜ぶかも。
また洗濯機・乾燥機を自由に使えるのが一般的。
それぞれを使うのに、1回で8枚程度の25セント効果が必要になります。



洗濯機や乾燥機を使うのに必要な25セント硬貨が足らなくなった時は、ホテルのフロントで両替してもらおう!


LA家族旅行でのホテル選びの基準


それでは、ロサンゼルス家族旅行でのホテル選びについて解説していきます。
ロサンゼルスには、安宿から高級ホテルまでたくさんのホテルがあるので、正直迷います!
お金に糸目をつけなければ、超高級なホテルに宿泊すればよいのですが、限られた予算の中で楽しむ家族旅行においてはそういうわけにもいかない。
できるだけ家族みんなが満足できて、高級すぎず程よいコスパのホテルが良い。
このようなニーズにこたえるために、私が良く使っていたホテル選びの戦略はズバリこれ!
Embassy Suites比較戦略
Embassy Suitesとは?
Embassy Suites とは、ヒルトン系列のホテル。


全室スイート・ルーム形式の中高級ホテルとなっており、家族旅行において丁度良いレベルの設備やサービスが、リーズナブルな価格で提供されるホテルと言ってよいかと。
全米多くの都市にあり、いろんな都市に旅行する際に、候補に入れやすいホテルです。





LA辺りにも、たくさんのEmbassy Suitesがあります!
ヒルトン系列のホテルだけでも、ヒルトンホテルをはじめ、このEmbassy Suites、Hampton Innなどいろいろなグレードのホテルがありますが、家族旅行においてはこのEmbassy Suitesがベストマッチなんです。
超高級ホテルの場合、良すぎたり 広すぎたり オプション料金が高すぎたり といった感じで、正直余り庶民家族にとっては楽しめないことも少なくないですが、Embassy Suitesはそれがない。



ちょうど嬉しいレベルでサービスが整っているので、追加料金とか気にせず気持ちよく楽しめます!
部屋も全室が 庶民家族に嬉しいレベルで 広い!


朝食ビュッフェも家族全員満足できる種類と量。


夕方に2時間ほど「The Evening Reception」というフリードリンクタイムがあって、バーに行けばカクテルなども無料で提供されたりと、お父さん・お母さんにも嬉しい!
このような理由から、家族旅行においては ホテルはEmbassy Suitesを軸に検討していきます!
・部屋がコスパ的にも丁度良い
・程よい広さのプールやジムがある
・朝食ビュッフェがなかなか良い
・2時間のフリードリンクタイム
Embassy Suites比較戦略
アメリカ ホテル選びの「Embassy Suites比較戦略」とは、まずEmbassy Suitesの宿泊金額と部屋についてホテル予約サイトで調べ、そこを基準に比較し 最終的に予約するホテルを決める方法。
まずは、ホテル予約サイトで「Embassy Suites」を検索して、価格帯などをチェック!



今回は Expedia を使って、ロサンゼルスのホテルを検索するという流れで観てみます。
Expediaで、ロサンゼルスのホテルを探してみましょう!
検索窓に「宿・ホテル」のタブが選択されているのを確認し、今回は仮に次のように入力します。
・目的地: エンバシースイーツロサンゼルス
・宿泊日: 9/17-9/18(1泊2日)
・旅行者: 2名、1室


なお、目的地は候補として「エンバシースイーツ バイ ヒルトン ロサンゼルス ダウニー」が出てきましたので、選択します。


「エンバシースイーツ バイ ヒルトン ロサンゼルス ダウニー」について、内容を調べていきます。



内装や、宿泊金額、部屋タイプや朝食有無、無料キャンセル有無などを確認して、比較の基準としましょう!
ここが気に入ったら最終ここで良いのですが、人間はいくつかの選択肢から決めたいもの。
Expediaの検索結果画面に戻り、他のホテルも比較して、ホテルを決定していくと良いです!
例えば、先ほどの検索結果には 次候補に「コートヤード・バイ・マリオット・ロサンゼルス モントレーパークス」というホテルが表示されており、評価は8.8とエンバシースイーツよりも高い割に、値段は少し安いですね。


実際に見てみると、朝食をつける場合は値段が逆転するとか、部屋の内装は好みもあるので、基準として設定した内容と比較しながら、旅行する家族みんなで話し合って決めていきます。
3つくらいの候補にしぼって最終どのホテルを予約するか決めればOK。



本当に迷ってしまったら「Embassy Suitesにしておけば間違いない」ので、それくらいの気持ちで楽しく選ぶと良いですよ!
LAホテルのおすすめ予約サイト


ホテル予約ができるサイトは色々ありますが、代表的なのは下記3つです。
どのサイトを使うかは、その操作性や会員サービスなど好みではありますが、私自身は「アメリカのホテル予約においては、結果的に Expedia ですることが多い」ですね。



操作性は Booking.com が好きで、国内旅行では愛用中。
ただ、アメリカのホテルを探していると Expedia の方がコンテンツや条件などで力が入っている印象をどうしても受けてしまうんですよ!
Expedia と Hotels.com は、実は同じ運営会社の別のサービスということもあり、内容が被っていることが多いです。
登録ホテル数は Hotels.com が多いですが、会員ポイントなどが航空券などでもためられる Expedia の方が、ホテル宿泊でしかためられない Hotels.com よりは使いやすいイメージ。



Expedia なら、マイページでレンタカーなどホテル以外の予約もまとめて管理できる点も地味に便利です!
実際に比較してみてみよう!
3つのサイトで同じ条件で比較してみました。
ロサンゼルスにある同じ「Embassy Suites Hotel」で、同じ日付で2名1室の料金です。









同じ運営会社ということで、Expedia と Hotels.com は 操作性もコンテンツも値段も 全く同じでしたね!



この例では 値段はBooking.comが少し安いけど、誤差の範囲かな。
Booking.comと比べて、Expedia と Hotels.com (この二つは同じ)の方が、ホテルの写真がたくさん掲載されていて、具体的な雰囲気をつかむという点においては良いです。
アメリカの色々なホテルで、全く同じ条件で3つのサイトで検索し、価格を比較してみました。
(※ 税込み価格での表示となっています!)
ホテル名 | Expedia | Hotels.com | Booking.com |
---|---|---|---|
Embassy Suites Los Angeles Downey | 25,215円 | 25,215円 | 25,213円 |
Residence Inn Los Angeles Glendale | 37,614円 | 37,614円 | 29,894円 |
Treasure Island Las Vegas Hotel | 24,897円 | 24,897円 | 26,775円 |
Hampton Inn Manhattan Chelsea | 55,097円 | 55,097円 | 55,091円 |
Element Harrison Newark | 33,679円 | 33,679円 | 35,199円 |
Walt Disney World Dolphin | 37,888円 | 37,888円 | 37,884円 |
税抜価格としては Booking.com の方が低めに表示されていますが、税金・手数料を加えると 全体的には ほぼ同じ か Booking.comの方が割高 になることが多かったです。



とはいえ、Booking.comの方が安くなるホテルもあるので、ホテルを決めたら Expediaと両方で価格比較をしてみるのが良いですね。
まとめ


ここまで、ロサンゼルスへ家族旅行をする際のホテル選びについて解説してきました。
アメリカは日本と比べてホテルのシステムが違うことも多いので、今回ご紹介した下記のようなポイントを理解して、現地で戸惑うことが無いようにしたいです。
・ホテル料金は 人単位ではなく部屋単位
・駐車場代や税金は現地別払いがある
・チップの支払いが必要
・アメニティの提供がほとんどない
・フロントでは外貨両替できない
・プール、ジム、洗濯・乾燥機がある
ホテルはたくさんあって迷いますが、一般庶民の家族旅行であれば「Embassy Suites」を軸に考えるとOK。
ホテル予約サイトも色々ありますが、代表的な3つのサイトから使いやすいものを使いましょう。
価格については、Booking.comとそれ以外で微妙に違うので、ホテルが決まったらそれぞれで比較し、安い方で予約をするのもありですね!
ここまでしっかりと読んでいただき、ありがとうございました。
「ロサンゼルスへの家族旅行を考えた際の基礎知識」は、全体をこちらの記事でまとめていますので、他の情報も含めて知りたい場合は、こちらも見てみてください。

