・一度やろうと決めるんだけど続かない
・ついつい楽な方に流れてしまう
こんな悩みを持たれていませんか?
習慣化をする上でのコツはズバリ「習慣化の努力を必要としない環境を整備すること」です。
私は会社生活20年以上で、コロナ禍までは一日の通勤が往復3~4時間の生活でした。
それでも、仕事以外での時間を調整し、英語や簿記といった資格を取得したり、ビジネス書もこの15年で600冊以上読んできました。
習慣化できない人の特徴をきちんと説明した上で、日々の生活に習慣化を取り入れるヒントをお伝えできればうれしいです。
習慣化できない人の特徴 4選

習慣化できない人は、なんとなくその時の決意だけで取り組んでいるという特徴があります。
人の決意とは「熱しやすく冷めやすい」ので、一時的に盛り上がっても何処かで冷めてしまい、長い期間続きません。
そのような人の特徴は次の4つです。
① はっきりした目標がない
② 毎日の計画がない
③ すぐに諦めてしまう
④ 他のことが優先される
一つひとつ説明していきます。
① はっきりした目標がない
習慣化するときに、何を達成したいのかがちゃんと決まっていない人。

例えば「〇月〇日までに、ここまで勉強する」というように、具体的な目標がないと続きません。
② 毎日の計画がない
習慣を作るためには、毎日どういう風に行動するかを計画するのが大切です。
目標があったとしても、具体的にそこにたどり着く計画がなければ、毎日何をどこまでやったらいいのか分かりません。



確かに、計画を立てずに適当に行動してしまう人は、挫折することが多いわ。
③ 他のことが優先される
習慣を作るためには、すると決めたことを優先することが大切です。
でも他のことや遊びなどがいつも優先されてしまうと、習慣が続かないことがあります。



「誘惑されるものを自分のまわりに置かない」ことは、地味だけど習慣化する上でとても効果があるよ!
④ すぐに諦めてしまう
新しいことを始めるときに、最初は頑張るけど、ちょっと難しくなったらすぐにやめてしまう。
習慣にするのは最初は少し大変かもしれないけど、続けることが大事。



「3週間くらいはどんなに辛くてもやめない」と決めれば、時間と共に少しずつ行動することの苦痛が和らいでくるな。
習慣化できない人の声


習慣化できない人の声を少し調べてみました。
ふぉるさんだけじゃない。人類共通の悩み
とても多かったです
本当に皆さんいろいろ苦労されているみたい。
特に、「一人では挫折しやすい」という意見は結構たくさんありました。



ライザップなどでも実証されているように、コーチをつけて取り組む効果は本当に大きいと思います!
最近キングコングの西野亮廣さんが「みんなのダイエット報告部」というオンラインサロンを始められました。


みんなが自分のダイエットの成果を、コミュニティの中で報告し合うだけのサロンに月額500円。
それが高いか安いかは人それぞれですが、サロンとして成り立つくらい人が習慣化するために他の人からの承認は効果があるということですね。
英語学習にもコーチングスクールがあるのはご存じでしょうか?
一人ではなかなか習慣化できない人に専属コーチがついて、一緒に伴走してくれるサービス。
以前は高額なスクールが中心でしたが、昨今人気でライトなサービスも続々登場してきましたよ。


心理学的な継続できない理由は?


心理学的にみた人が継続できない理由について「即時報酬の欲求」といった専門用語を使わずに 解説すると、大きく5つの性質からきています。
① 苦しいことよりも楽なことを選ぶ
② だんだん興味を失う(飽きる)
③ 忍耐力が足りない
④ 途中で他のことに気を取られる
⑤ 自信を失いがち
それぞれ簡単に説明します!
① 苦しいことよりも楽なことを選ぶ
人間は楽なことや気軽に楽しめることを選ぶ傾向があります。
新しい習慣を始めるときや大切なことを達成するためには、最初は少し努力や我慢が必要です。
例えば、テレビを見るのは楽しいですが、宿題をするのは面倒くさい。
でも、宿題を頑張って片付けることで、後で自分が得することを理解し我慢することが、習慣化には求められます。
② だんだん興味を失う(飽きる)
新しいことを始めるときは、最初は興味津々で楽しいことも多いでしょう。
しかし、しばらくして慣れてくると、興味が薄れてくることがあります。
たとえば、楽器を始めて最初は新鮮で楽しいけれど、練習が続くにつれて飽きてしまうことがあります。
こうしたときには、目標を明確にして自分を励まし、楽しみを取り戻す工夫が必要です。
③ 忍耐力が足りない
辛いことや我慢が必要な場面で、我慢が難しいことがあります。
新しいことを習慣化するときも、最初は頑張るのですが、そのことが続くと興味が薄れてしまうことがあります。
最初は大変ですが、少しずつ慣れていくことで、我慢や辛さも乗り越えられるようになります。
④ 途中で他のことに気を取られる
目標を達成するためには集中力が必要ですが、途中で他の楽しいことや興味深いことに気を取られてしまうことがあります。
これが続くと、大切なことを見失い、継続が難しくなります。
集中力を高めるために、タイマーを使ったり、一度に1つのことに取り組む工夫が有効です。
⑤ 自信を失いがち
最初はやる気があっても、難しいことや失敗が続くと、自分に自信を失ってしまうことがあります。
このようなときには、「失敗から学ぶことができる」という考え方を大切にしましょう。
失敗しても諦めずに次に向けて努力すれば、自信が戻ってきます。
まとめ
ここまで、習慣化できない人の特徴について解説してきました。



人は一旦これをやろうと決意をしても、次第に楽な方に流れ、他のことに興味が沸き、失敗で自信を失う。



このような人の弱さを理解した上で、継続しやすくする環境を作っていくことが大切だね!
一旦思い立ったら、その決意だけで突っ走るのではなく、次のようなことを整備すると有効です。
① 具体的な目標を立てる
② 目標に到達するための計画を立てる
③ 誘惑されるものを身の周りから排除する
④ 毎日頑張った後のご褒美を用意する
特に④の自分へのご褒美については、こちらの記事でも解説していますので、参考にしてください。


また、英語学習にフォーカスした効果的な英単語暗記習慣の方法や、一人ではなかなか続かない人向けの英語コーチングサービスに関する記事も、確認してみてください。



