アメリカ大好き かろじん です。
コロナ禍も一服し、久々に家族で海外旅行を考えている方も多いのではないでしょうか?
久々の家族旅行にアメリカを考えている方は、ロサンゼルス旅行などいかがでしょう。
・LA家族旅行の費用はどれくらい?
・旅行にはどんな費用がかかるの?
このような疑問を持った方への記事です。
2023.3-4でロサンゼルスに家族旅行をした経験をもとに、実際にかかった費用をご紹介しています!
こちらの記事で「ロサンゼルスへの家族旅行の基礎知識」をまとめていますので、他の情報も含めて知りたい場合は、こちらも参考にしてくださいね。

LA家族旅行の人数と旅程

実際にかかった費用をご紹介する前に、まず私がロサンゼルスに家族旅行した2023.3-4での為替の状況や、旅行の内容について説明します。

円安ドル高やインフレの影響で、昔と比べるとどうしても高めですね!
旅行人数と日程
LAへの家族旅行を行った2023年3月下旬~4月上旬は 円安ドル高の状態が続いており、実質の換金レートは1ドル150円程度で計算されていました。
同伴する家族は、中高生を含む大人4人と、小学生高学年の子供が1人の5名。
公共交通機関を使うと割高となることもあり、移動手段はレンタカーを借りる想定で旅行準備を進めました。
【為替】1ドル ≒ 150円
【人数】大人4名(学生含む)+ 子供1名
【現地移動手段】レンタカーによる移動
旅行は次のような日程で、LAとサンディエゴを訪問する7泊9日の旅です。
- 1日目: 大阪⇒東京⇒LA移動(機中泊)
- 2-3日目: LA滞在(2泊)
- 4-6日目: サンディエゴ滞在(3泊)
- 7-8日目: LA滞在(2泊)
- 9日目: LA⇒東京⇒大阪移動(機中泊)
なお、ロサンゼルスとサンディエゴの間の距離は約130マイル(210km程度)。



レンタカーであれば、片道2-3時間もあれば移動できる距離ですね!


LA家族旅行で実際にかかった費用


5名 7泊9日のLA旅行で、実際かかった費用の一覧は次のとおりです。
項 目 | 支払い金額 | 全体% |
---|---|---|
① 航空券関連 | 832,479円 | 53.6% |
② ホテル | 275,862円 | 17.8% |
③ レンタカー | 89,534円 | 5.8% |
④ 旅行準備 | 77,583円 | 5.0% |
⑤ 現地での支出 | 278,531円 | 17.9% |
合 計 | 1,553,989円 | 100.0% |



旅行人数が5人だと、やはり結構な額ですね…



その中でも、やはり航空券とホテルが占める割合が高い!
それではここから、各費用項目について解説していきます。
① 航空券関連費用
先ほどの一覧から、「航空券関連」費用を明細に分解したものがこちら。
項 目 | 支払い金額 | 全体% |
---|---|---|
国内移動 (大阪-羽田 往復) | 6,380円 | 0.4% |
空港バス (羽田-成田 往復) | 28,800円 | 1.9% |
航空券 チケット代 (東京-LA 往復) | 538,235円 | 34.6% |
航空券 座席指定料 | 72,385円 | 4.7% |
航空券 手荷物 | 55,749円 | 3.6% |
航空券 機内食 | 10,350円 | 0.7% |
航空券 税金 | 65,025円 | 4.2% |
旅のキャンセル保険 | 55,555円 | 3.6% |
航空券関連 計 | 832,479円 | 53.6% |
私達は関西に住んでいるので、ロサンゼルス便が出ている「成田国際空港(東京)」までの移動が必要でした。
国内移動が 5名で 6,380円 と異常に安くなっている理由は、ANAのマイル特典航空券を利用して東京まで移動したので、空港使用料の支払いだけで良かったためです。
もし新幹線などで移動してたら 一人往復 約15,000円。5人で7~8万円はかかっていました。



意外にかかったのが 羽田空港-成田空港 の高速バス代。
家族5人だと往復で28,800円はなかなかします。



これ以外にも、大阪空港に自分の車を駐車していた代金も実際はかかりました。
東京以外の人にとっては一段と出費がかかる…
なおロサンゼルス行きの航空券については、今回 ZIPAIRという日系のLCCを利用しました。
全旅行費用の半分以上を占める航空券は、フルサービスキャリアを利用すると一人往復30万円近くかかってきます。
色々な航空会社を比較し 最終ZIPAIRを使った感想を、こちらの記事で解説していますので参考にしてください。


② ホテル費用
今回の旅行では、3つのホテルに計7泊しました。
項 目 | 支払い金額 | 全体% |
---|---|---|
ホテル1(2泊) | 85,256円 | 5.5% |
ホテル2(3泊) | 85,366円 | 5.5% |
ホテル3(2泊) | 105,240円 | 6.8% |
ホテル 計 | 275,862円 | 17.8% |
家族5人で泊まれる大きめの部屋を予約。
ホテルは人数ではなく部屋単位で金額計算です。



車の駐車場代は、チェックアウト時に別途請求されました。
最初と最後のLAの2つのホテルは朝食付きで、サンディエゴのホテルは朝食はない形。



朝食はどちらも、ソーセージとパン、シリアルとスクランブルエッグといった定番の洋食バイキングでしたよ。
今回はホテル予約を Expedia で行いましたが、アメリカのホテル予約については こちらで解説しています!


③ レンタカー費用
アメリカのレンタカー料金は、日本と比べてとてもリーズナブル!
ガソリン代は 日本もかなり高騰していますので、アメリカとほぼ同じくらい。



8日間 7人乗りのミニバンを借りても、この金額!
項 目 | 支払い金額 | 全体% |
---|---|---|
レンタカー代 | 49,573円 | 3.2% |
任意保険料 | 7,970円 | 0.5% |
駐車場代 | 12,792円 | 0.8% |
ガソリン代 | 19,199円 | 1.2% |
レンタカー 計 | 89,534円 | 5.8% |



特に、人数が多い家族旅行では割安に感じますね。
大きめのミニバンだったので、スーツケース4つを積んでも5人が快適に乗って移動ができました。
ロサンゼルスとサンディエゴの往復や、観光での移動も車でできて、限られた旅行時間を効率的に使えましたよ!
具体的なレンタカー手配の手続きや、アメリカの運転において気をつけること、ロサンゼルス国際空港に着いてからのレンタカーの受け取り・返却の方法など、こちらの記事で詳しく解説しています。


④ 旅行準備費用
入国や旅行用品などの旅行準備にかかった費用明細はこちら。
項 目 | 支払い金額 | 全体% |
---|---|---|
海外旅行保険 | 23,650円 | 1.5% |
パスポート(1) | 16,000円 | 1.0% |
ESTA(3) | 8,433円 | 0.5% |
国外運転免許(2) | 4,700円 | 0.3% |
US SIM(4) | 14,320円 | 0.9% |
スーツケース(1) | 10,480円 | 0.7% |
入国・旅行用品 計 | 77,583円 | 5.0% |
※ ( )内の数値は、実際購入した対象数
海外旅行保険は、私は航空券予約の際に一緒に入りましたが、お持ちのクレジットカードに付帯しているもので十分であれば、別途加入は不要です!
また、私の場合、パスポートやESTA、スーツケースなど不足している分のみを追加で申請・購入したので少なめです。



もし全員分の手続きが必要な場合は、もっとかかりますのでご注意ください!
ESTA申請、及びUS SIMに関してはこちらの記事で詳しく解説しています!




⑤ 現地での支出
現地での食事・アクティビティなどかかった費用の明細がこちら。
項 目 | 支払い金額 | 全体% |
---|---|---|
現地での食事代 | 55,486円 | 3.6% |
観光・活動費 | 141,894円 | 9.1% |
お土産 | 61,151円 | 3.9% |
チップ等 現金使い | 20,000円 | 1.3% |
現地での支出 計 | 178,531円 | 17.9% |
現地での食事代は、ものすごく高かったです。
レストランに行くと、5人でチップ含めて1食1万円以上は覚悟を。
費用を抑えたければ、「Wholefoods」というオーガニック食品を取り扱うスーパーでは 暖かい調理食材も販売していますし、お米が恋しくなれば「Panda Express」などで注文すれば、比較的リーズナブルな食事にできます!



ホテルに朝食は含まれていたし、レンタカーがあったので夕食は何回かレストランではなくて近所のスーパーで購入して、ホテルで食べるなど工夫しながら抑えました。
観光・活動費(アクティビティ費)の大半を占めたのは、カリフォルニア・ディズニーランド。



家族5人分で、1日券が 121,356円 もしました!
一番チケットが高い時期だったということもあり、東京ディズニーリゾートの2~3倍(一人24,000円くらい)。
また、追加料金を払って「Genie+」というものに申し込めば、乗り物に乗る際にファーストレーンが使えるサービスがありましたけど、これ以上の出費が怖くあきらめました。
お土産代は、空港などで買うとどうしても割高ですので、近所のスーパーで買うと良いです。
これもレンタカーがあれば便利。
「Walmart」や「Target」などの大手現地スーパーや、「Wholefoods」「Trader Joe’s」などがおすすめです!



Trader Joe’sの買い物袋など、かわいいし安いのでおすすめ!
お菓子もオリジナルのかわいい商品がたくさんありますよ
滞在期間と費用の目安


家族4人(大人)でロサンゼルス旅行をする場合に、3泊5日 と 5泊7日 のケースで、いくらくらい準備する必要があるのかを整理してみます。
他のパターンでの費用目安も計算しやすいように、1人当たりの金額も算出しています!
① 大人4人 3泊5日 ケース
3泊5日でLA旅行をする場合、家族全員で約120万円程度は準備しておきたいところ。
1人あたり、約30万円です。
項 目 | 4人全員分 | 1人あたり |
---|---|---|
海外航空券 (4) | 640,000円 | 160,000円 |
ホテル (4人1部屋) | 120,000円 | 30,000円 |
レンタカー (1) | 45,000円 | 11,250円 |
パスポート (4) | 64,000円 | 16,000円 |
ESTA (4) | 11,200円 | 2,800円 |
国外免許 (2) | 4,700円 | 2,350円 |
US SIM (4) | 14,320円 | 3,580円 |
旅行用品 | 100,000円 | 25,000円 |
現地での支出 | 200,000円 | 50,000円 |
旅行代 合計 | 1,199,220円 | 300,980円 |
※ ( )内の数値は、購入予定数
期間が短い分 ホテル代や現地での支出は抑えられますが、航空券代やパスポート/ESTAなど入国に必要なものの費用は期間と関係なくかかります。
海外旅行保険は、クレジットカード付帯のもので代用できると仮定して計算に含めていません。
また、現地でレンタカー移動する際の運転手は2名とし、2人分の国外運転免許証としています。
この他、私のように東京以外に住んでいる場合は 日本国内での移動費用がかかることと、ペットなどを飼われている場合、旅行中のペットホテル費用なども考える必要があります。
② 大人4人 5泊7日 ケース
5泊7日でLA旅行をする場合、家族全員で約140万円程度は準備しておきたいところ。
1人あたり、約35~36万円です。
項 目 | 4人全員分 | 1人あたり |
---|---|---|
海外航空券 (4) | 640,000円 | 160,000円 |
ホテル (4人1部屋) | 200,000円 | 50,000円 |
レンタカー (1) | 90,000円 | 22,500円 |
パスポート (4) | 64,000円 | 16,000円 |
ESTA (4) | 11,200円 | 2,800円 |
国外免許 (2) | 4,700円 | 2,350円 |
US SIM (4) | 14,320円 | 3,580円 |
旅行用品 | 100,000円 | 25,000円 |
現地での支出 | 300,000円 | 75,000円 |
旅行代 合計 | 1,424,220円 | 356,055円 |
※ ( )内の数値は、購入予定数
3泊5日のケースと比べて金額が変わったのは、「ホテル」「レンタカー」「現地での支出」の部分のみで、全体としてはあまり金額差はありません。



そう考えると、LAに3泊5日ってもったいない気がしますね。



日本とLAは時差も16~17時間あるので、3泊5日だと時差に慣れてきたころに帰国 という感じになるかもしれません!
まとめ


この記事では、歴史的なインフレ & 円安ドル高の現在、ロサンゼルスへの家族旅行するのにどのくらい費用が掛かるのかを解説してきました。
家族全員での海外旅行となると、合計で100万円を超える非常に大きな支出にはなりますが、旅行準備の苦労を含めて間違いなく家族全員の記憶に残る思い出となります!
家族が全員で出かけられる期間というのは、人生において意外に短く、「またいつか」と思っていると、その時は永遠にやってきません。
いつ行くべきなのか?
あなたの家族が、ロサンゼルス旅行に少しでも興味が出たのであれば、どうしようかではなく どうやって行くのかを 今 考えて行動に移すべきです!
「ロサンゼルスへの家族旅行の基礎知識」は、全体をこちらの記事でまとめています。

