コロナ禍も一服し、久々に家族で海外旅行を考えている方も多いのではないでしょうか?

現地で出会った方々と会話するのは、海外旅行の醍醐味ですよね!



その国の言葉はもちろんですが 少なくとも英語では最低限のコミュニケーションができればいいのに…
この記事は、次のようなお悩みを抱える英語超初心者の方に向けた内容になります。
・海外旅行での現地の会話が心配
・英語って海外旅行でどの程度必要?
・ゆる英会話の勉強って何がいい?
スマホなど便利なITツールやサービスがそろった現在は、全く英会話できなくても海外旅行は可能です。
ただし、そのレベルでは正直海外旅行の楽しさも半減。
1~2か月程度前から効率的に準備しておくことで、英語力ゼロの人でも(限定的ではありますが)海外旅行で現地の方と必要な会話を楽しむくらいには準備が可能ですよ。
なぜなら、海外旅行で会話が必要になるシーンは限られているから。
また、海外旅行を楽しむのに必要な英会話力をつけるのに、何万円も費やす必要もありません!



ガチで勉強するのは長続きしませんし、楽しくありません。



事前勉強も旅行の一部と思って楽しんでやりましょう!
適切に準備すれば、現地で言葉が分からず戸惑うリスクを大きく軽減し、旅行の楽しさは倍増。
この記事では「海外旅行を楽しむために必要な英語力」の話から、「お手頃な価格のおすすめ勉強教材」や「旅行を楽しむための心構え」などについて、自分の経験をもとにご紹介していきます!
海外旅行の一つの目的地として人気のロサンゼルス旅行について、2023.3-4に私が旅行した経験をもとに、この記事で必要な知識をまとめていますので、こちらも参考にしてみてください。


海外旅行に困らない英語力はどれくらい?(英検/TOEIC比較)


海外旅行で困らない程度の英語力ってどれくらいなのでしょうか?
単純比較は難しいと思いますが、有名な英語試験である「英検」や「TOEFL」のスコア換算表も参考にしながら、どのくらいの英語力があれば、海外旅行で楽しめるのかを考えて行きましょう。
CEFR | 英 検 | TOEIC L&R (部分比較) | TOEFL iBT | IELTS |
---|---|---|---|---|
C2 | 8.5-9.0 | |||
C1 | 1級 | 950-990 | 95-120 | 7.0-8.0 |
B2 | 準1級 | 750-945 | 72-94 | 5.5-6.5 |
B1 | 2級 | 550-745 | 42-71 | 4.0-5.0 |
A2 | 準2級 | 450-545 | ||
A1 | 3級 | 250-445 |
これまでに一緒に海外旅行をした家族を基準に、実際どうだったかを見ていきましょう!
【「英検準1級」を保持している娘(CEFR: B2相当)】は、海外旅行中に遭遇する様々な状況を理解して、的確に英語で必要なことを伝えることが可能。
【「英検2級」を保持している妻(CEFR: B1相当)】は、現地での英語でのやり取りは ほぼ理解できているものの、伝えたいことを伝えるのに、単語や短い文章のレベルで何とかやり取りができる。
【「英検準2級」を保持している息子(CEFR: A2相当)】は、現地での英語でのやり取りの理解も限定的だったのと、言いたいことが英語として言葉にできず、旅行中コミュニケーションに苦労する。
この実態を踏まえると、英検2級レベルである「CEFR: B1相当」以上というのが、海外旅行で必要な英語力という感じでしょう!



高校卒業レベルの英語力があれば、海外旅行は何とかいけるという感じですね!
なお、先ほど話した「英検」や「TOEIC」などの英語資格に関して興味がある方は、こちらもご参考まで。


「英検2級レベルの英語力もないよ~」という方も大丈夫。
実は 海外旅行では英語が必要なシーンというのは限定的で、海外でビジネスをしたり、長期に生活をする場合と比べ、必要な英語学習のハードルはそこまで高くないのです。
ここから必要な準備を、解説していきますね。
海外旅行で英語を話したい人が準備すべきこと


それでは、海外旅行の際に英語でコミュニケーションをするための必要な準備について解説していきますよ。



海外旅行前の英語学習のポイントは次の4つ。
・英語が必要な場面に絞って学ぶ
・プロセスを事前に知っておく
・英語の音に触れる機会を持つ
・毎日短時間学習を繰り返す
それそれ大切なポイントですので、きちんと頭に入れてください!



一つひとつ、詳しく紹介していきます。
英語が必要な場面に絞って学ぶ
まず最初のポイントは、「英語が必要な場面に絞って学ぶ」です。
何度も言いますが、海外旅行で英語が必要な場面はすごく限定的なんです。



例えば、次のようなもの。
・海外の空港で入出国する
・空港の両替所で換金する
・ホテルを利用する
・外で道をたずねる
・公共交通機関を利用する
・タクシーを利用する
・レストランを利用する
・お店で買い物をする
こういった場面に限定して必要な英語表現を覚えていくことで、海外旅行で英語を使うのは割と簡単。
もちろん、代表的なシーンを記載していますが、例えば旅行中レンタカーを借りる予定の方や、ツアーに参加するなどの方は+αで英語を使うのが必要な場面も出てくるでしょう。
自分の海外旅行プランに合わせて、必要なシーンを想定して、英語表現をおさえていくと効率的です。


今現在は、旅行先でスマホが使えさえすれば「外で道をたずねる」や「公共交通機関/タクシーを利用する」といった場面での英語コミュニケーションは、実際ほとんど必要ないです。
「Google Map」や「Uber」などのアプリをインストールしておくと、旅行中とても助かります。
また、公共交通機関も利用にあたって「専用アプリ」のインストールが必要なことが多いので、必要に応じて現地でインストールしましょう。
なお、海外旅行でのスマホ利用については、こちらの記事を参考にしてください。
(※ アメリカの例で解説していますが、その他の国でも参考になります)


プロセス(手順)を事前に知っておく
二つ目は「プロセスを事前に知っておく」です。
これ超大事!
海外旅行で体験することの流れを、事前に日本語でしっかりと調べて頭に入れておきさえすれば、英語が全く分からなくても何とかなる!
例えば「アメリカでの入国手続き」について。
次のようなプロセスで、一連の入国手続きが進んでいきます。
- 飛行機の中で「出入国カード」をキャビンアテンダントから受け取り、内容を記入する
- 現地に到着して飛行機を降りると、みんなでぞろぞろと「入国審査場」に向かう
(※ アメリカ国籍の人 と 外国人 でゲートが2つに分かれている) - 自分の番が来たら、一人ずつゲートに行き「パスポート」と「出入国カード」を提出する
- 面接官の質問に答える(滞在目的、滞在先、滞在期間 を聞かれる)
- 両手の指の指紋とカメラで顔写真を取られる
- 「入国審査場」を出た後「荷物受取所」向かって、ベルトコンベアに流れているスーツケースを受け取る
- 「荷物受取所」から出て、アメリカに入国する
このような流れをきちんと頭に入れてアメリカに入国するか、全く分からずに行き当たりばったりで入国するかで、そこで必要となる会話の難易度は天と地ほど変わるんです!





プロセスを知っていれば、会話の内容が多少分からなくても「多分こんな話だろうな」と想像できる。



なので、最悪 YES / NO や、キーワードのみを英語で伝えるだけでも、乗り切ることができます。
様々な海外旅行で体験することのプロセスは事前に日本語でリサーチして、完全に暗記しなくても良いので大枠の流れをおさえておきましょう!
ガイドブックなどを購入されていれば、分からなくなっても「確かあそこに書いてあったな」ということさえ覚えていれば、必要に応じて確認しなおすことができますね。
英語の音に触れる機会を持つ
三つ目は、「英語の音に触れる機会を持つ」です。
日本人が話す英語は聞き取れるけど、外国人が同じように話すと全然分からない!
このような経験を皆さん一度はされているはず。
アクセントの違いや、英語には「リエゾン(リンキング)」と呼ばれる単語と単語をつなげて発音することがあるので、たとえ知っている単語が話されていた場合でも、うまく聞き取れないということが起こります。
対策としては、(当たり前ですが)「英語の音に触れる機会を持ち続ける」ということ。


「慣れ」と一言で片づけてしまうと簡単ですが、英会話においては「聞く」ということが全ての入り口になります。
短くても良いので、常に英語の音に触れる習慣を作っていきましょう。
毎日短時間学習を繰り返す
最後の四つ目は「毎日短時間学習を繰り返す」です。
今までしばらく英語から離れていた方が、急に張り切って英語の勉強を始めると、最初の数日は楽しく勉強できるかもしれませんが長続きしません。
英語力は結局「単語力が全て」という側面も一部あり、英語学習を習慣化して時間をかけて継続的に勉強する形でないと、短期で劇的に英語力が伸びるというのは難しい。
まずは15分でも30分でも良いので、毎日楽しく・ゆるく始めて自分の生活サイクルの一部としていくことをおすすめします!
「楽しみながら、短時間で、かつ安価で取り組める方法ってないの?」
こんな気持ちにこたえる丁度良い教材について、この後ご紹介していきます!
短期での英語力の急激な成長を望む方は「英語コーチングスクール」に行かれたりされていますが、まさに自ら後戻りできない「背水の陣」を取る戦法です。
この形が合う方ももちろんおられますが、お金的にも30万円~100万円程度と相当な支出となりますし、私含めて このような体育会スタイルでの強化を苦手とする方も多いかと思います。
学生時代から英語アレルギーがある方にとっては、「劇薬」にすらなりかねません。
この記事では、あくまでそんな超初心者に向けた「海外旅行用ゆる英会話」に焦点を当てています。
超初心者のゆる英語学習おすすめ教材


お待たせしました!
ここからは、海外旅行で必要な英語力を磨く上でのおすすめ教材をご紹介します。
海外旅行用の英会話教材はこれで決まり!(おすすめアプリ)
「英会話の勉強って、どうすれば分からない?」というよりは「色々ありすぎてどれを選んだらいいのか分からない」というのが、英語が苦手な人にとっての本音ではないでしょうか?
例えば「NOVA」や「イーオン」などの 昔からある英会話スクール もあるし、「DMM英会話」などの オンライン英会話 もあります。
私が過去実際にやったのは「アルク」が提供しているTOEIC通信講座(半年くらいのもの)と「日米英語学院」のTOEFL向け講座。


TOEFL向け講座では「教育訓練給付制度」といって、社会人は国から最大10万円の給付金が出るコースを使いましたが、それでも実際払った金額は数十万円。
全く無駄だったとは思いませんが、結局 半年間本気で取り組みましたが、恥ずかしながらTOEFLのスコアは全く上がりませんでした。



自分にとっての黒歴史の一つ…
英語コーチングスクールなど合計で100万円程度するものもありますので、正直英語スクールに必要なお金は上を見たらきりがなく、数十万円程度でもまだ良かったほうかもしれません。
私が今回おすすめするのは、そんなガチのスクールではありません!
英語に苦手意識がある超初心者にとっては、正直それでは続かないので。
今回の教材に求めるポイントはズバリ次のとおり!
・毎日短時間、コツコツ取り組める
・教材の内容自体が面白い
・英語4技能をバランスよく学びたい
・継続できる仕組みが整っている
・簡単に始められ、嫌なら止められる
・価格がリースナブル
これらを全て満たす、英語が超初心者のあなたに最適な英語教材はこちら。


魅力的なコンテンツが学び放題
まずすごいのが 専用のアプリを使って、自分のスマホやタブレット、パソコンから勉強がし放題なんです!



英会話スクールのように往復の移動時間もなく、隙間時間で簡単に始められるので効率的。
しかも、1レッスンに必要な時間が 3分。



最短で3分あれば勉強できるので、あまり時間や集中力が無い時でも気軽に取組めます。
肝心の内容は「ニューヨークを舞台にしたドラマ式のストーリーを題材に、海外旅行で使えるフレーズなどを身に付けていく」というもの。





「ごくせん」や「ナースのお仕事」などを手掛けた有名脚本家によるドラマで、話そのものも次回が気になる内容ですよ!
加えて リスニング練習、ライティング練習、800本もあるレクチャー動画の閲覧 などバランスよく学べる教材がそろっていて、さすがリクルートが提供する英語サービスだけあり、コンテンツの充実度は他のスクールに比べても見劣りしません。
学習意欲を高め継続しやすくする仕組み
皆さんは、日常生活で「ポイントカード」ってためられていますか?
ポイントカードのように、自分の活動の成果が数値で見えるようになると、人は無意識にもっと取り組もうという意欲が出てくるんです。
このような人間の行動心理を上手く利用して学習意欲などを高めるのに応用することを専門用語で「ゲーミフィケーション」っていうんですが、この継続学習の仕組みがスタサプには内蔵されています。


例えば、連続学習日数をお知らせしたり、問題の正解率に合わせて異なるメダルを獲得できるなど、学習継続に対するモチベーション維持をサポートしてくれるので、自然と続けたくなる仕組みが整っているのも、超初心者には魅力的なポイント。
1カ月単位で入れる破格サービス
しかも、最初に入会金や3カ月~6カ月の料金を前払いないと始められないといったハードルもありません!
1カ月ごとのサブスクリプションサービスなので、もし気に入らなければ翌月には解約が可能



いつでもすぐ止められるのは、始めるとき本当に安心
ここまでサービスが充実していて、料金いくらだと思います?
月々、たったの 2,178円(税込み)
意味わかりませんよね !?



この金額なら、英語の参考書を毎月1冊購入するのと変わりません。
もし始めてみて「これは自分に合いそうだ!」「長く続けてみよう」と思ったら、6カ月や12カ月の更にお得なプランもあります。
12カ月のプランだと 1カ月辺り1,738円 。
本当に参考書の方が高いんじゃない… というレベルです!
正直 英会話スクールに行く方が 学校に通う交通費だけで、毎月これ以上は払っていると思います。


様々な英会話の教材はありますが、ここまでの低価格でこれだけの充実したコンテンツを提供してくれるサービスを他に知りません!
今なら 初回7日間無料体験 もやっていますので、使ってみてどうしても合わなければ料金はかかりません。
一度、公式サイトから「2分間のコース説明動画」を視聴してみてください!
さらに完璧な破格セットプラン
そして、このサービスにはもう一つ「オンライン英会話セットプラン」という最終奥義(!?)があります。
先ほど紹介した「スタディサプリENGLISH 新日常英会話コース」に 「NativeCampが提供するオンライン英会話」のサービスがセットになったもの。
このセットプランの料金がいくらだと思いますか?



この価格設定が
また異次元なんです!
「スタディサプリENGLISH 新日常英会話コース」 と 「NativeCampのオンライン英会話 回数無制限」がセットで、
月々たった 6,028円(税込み)



なんと、NativeCampだけを申込む場合よりも安いんですよ!



正直 最初間違いかなと思って、何度も確認しました。
セットプランのオンライン英会話は、NativeCampを正規に申し込むのと少し違い、「今すぐレッスン」という その時に空いている講師との英会話レッスンが無制限 なのであって、事前に予約して気に入った講師とレッスンを行う「予約レッスン」は月4回まで と制限はあります。
少し制限はつきますが、それでも圧倒的な破格で提供されているということはお分かりになるのではないでしょうか?


海外旅行用のゆる英会話の勉強では、この相性がとても良い!
「スタディサプリENGLISH 新日常英会話コース」で、海外旅行で必要になるフレーズなどをきっちり勉強した後で、オンライン英会話で実際にアウトプットしてみて、自分のものに出来るんです。



英語というのは、実際に会話で使って相手に通じるのを確認した時に、初めて自分のものになります。
ゆる英会話学習に必要なインプットからアウトプットまで全ての機会を提供してくれて、たった月々 6,028円 とか信じられないです。
こちらのセットプランに興味を持たれた方は、公式サイトの30秒動画を見てイメージしてください。
海外旅行のおすすめ無料動画教材
「海外旅行で英語を使うためには、そのプロセス含めて事前に知っておくのが大切だ!」と伝えてきました。
楽しみながら海外情報を収集できる二人のおすすめユーチューバー(旅Tuber)を紹介しますね!
しげ旅


「みんな旅してる?」という一言から始まる旅系ユーチューバーの しげさん。
2023.10現在はアメリカ大陸を旅されているようです。
ハイテンションな旅というよりも、淡々とマイペースに楽しみながら 世界各国を旅されています。
(※ コロナ禍の期間は、日本の各地を旅されていました)
変にテンションが高くないのも、一日疲れた就寝前にリラックスモードで視聴するのにちょうど良い。



しげさんのお酒を飲み干す姿が、見ていて気持ち良いです!



動画の解説の中で、日本円の換算額なども出してくれるので現地の物価事情も分かって勉強になります。
HARU DAILY


若くてエネルギッシュな はるさん の旅動画「HARU DAILY」。
2023.10 現在はメキシコを旅されている模様。



こちらは、まさに自分の娘を見ているような「親の感覚」で動画を楽しませていただいています。
旅の途中でダマされてしまって辛い目にあったり、ホテルでうまくいかなくて泣きながら交渉したりと、海外で頑張っている姿を見て、ドキュメンタリーのような感覚で楽しめ、元気をもらえます。
先ほどの「しげ旅」と比較すると、若いだけあって庶民的な旅をされている印象で、同じ場所を旅されてもまた違った その訪問地の気付きを与えてくれます。
機内食を女の子らしく少しずつではなく、一気にがっつく姿が本当に美味しそうで、観ているこちらまでお腹が空きます。
その他参考教材(英語学習本など)
英語の基本を勉強するためのおすすめ本については、過去のこちらの記事も参考にどうぞ!


海外旅行で英語の勉強になる国は?


「絶対にニューヨークに行きたい!」「ロンドンで英語を学びたい!」といった具体的に行きたい街がある場合は、その街に海外旅行するのが一番刺激的ですね。
ただし、今(2023.10現在)は 1アメリカドル=149円、1ユーロ=157.76円 の空前の円安状態。
10年くらい前は1アメリカドル ≒ 80円の時代もあったと考えると、日本から海外に旅行するのは、お金の面で相当苦しい時でもあります。



私も今年家族(5人)でロサンゼルスに旅行したのですが、LCCを利用したりと様々な工夫を凝らしたものの相当支出はかさみました。
このような市況を踏まえると、とにかく物価が安い国に行く方がいいですよね?
だけど、危険な国に行くのも不安だし、それなりに旅行も楽しみたい。



あと、英語が使えないと…
でも、そんなちょうど良い国ってあるの?
そのようなニーズを満たした私がおすすめする街は、こちら!


東南アジアの国々は、全般的に日本と比べて物価も安く、マレーシアは日本の7割くらいの物価です。
マレーシアの公用語は「マレー語」ですが、街の看板やレストランのメニューなどは英語が並列で表記されており、クアラルンプール(KL)ではどこでも英語でのコミュニケーションが可能!
英語のレベルでいえば、欧米諸国の方が本格的かと思うかもしれませんが、英語が超初心者の人にとっては、優しく話してくれるマレーシアの方がコミュニケーションが圧倒的にしやすい。



発音にアジアなまりはあるものの、コミュニケーション上問題になることはありません。
例えばニューヨークに行ったら分かりますが、ヒスパニック系やインド系の人がかなり多く、実は欧米諸国に行ったところで色々な なまりの方々 との英語コミュニケーションとなるのは一緒。
食事もアジアということで口に合う料理が多く、治安についても安全なのでいうことなしです。



シンガポールの方が奇麗で先進的なイメージがあるかと思いますが、物価は日本以上。私は断然、マレーシアをおすすめ!
旅行の航空券もかなりリーズナブルです!
格安航空券サイト「エアトリ」で航空券をみると、直行便一人往復が 燃油サーチャージ込みで 12~13万円程度。



欧米と比べて半額以下は魅力。
また、海外の現地ツアー予約に専門特化した「KKday」というサービスがあり、マレーシアの現地ツアーが、日本からかなりの割引価格で予約ができることをご存じでしょうか?
有名な「ペトロナス・ツイン タワー」を始めとして見どころたくさんのクアラルンプール(KL)について、割引価格で申し込める現地ツアーの一覧をぜひ確認してください!
海外旅行の英会話で心がけたいこと


ここでは、海外旅行で英語を使う際の心構えについて解説します!
Last, but not least!
(※「最後に1つだけ!」という、英語の頻出表現)
解説したいポイントは次の3つ。
・ゆっくり大きな声で話す
・発音や文法の間違いを気にしない
・伝わらないを学びにして楽しむ
実はこのことが、伝わるという意味では一番重要だったりします。
最後まで飛ばさず、読んでいただけると嬉しい。
ゆっくり大きな声で話す
英語が初心者の人は、どうしても恥ずかしくて自信無く、もごもごと小さな声で話しがち。
話が伝わらず現地の方が困っているシチュエーションに遭遇するのですが、実はその半分以上は「声が小さすぎて相手に話している言葉が聞こえていない」という理由だったりします。
また、緊張して早口になり、同じように何を言っているか分からないというパターンも多い。


文法が間違っていたり、単語や時制が適切でなかったとしても、キーワードだけでも相手にきちんと届いていれば、状況から相手にポイントが伝わって、言葉のキャッチボールにつながったりします。
英語初心者は、現地でまずは「恥ずかしがらず、ゆっくり大きな声で英語で話すこと」を心がけましょう!
発音や文法の間違いを気にしない
発音や文法は、海外旅行で英語を話したからといって改善するのは難しく、それは日頃の英語学習の中で磨いていくしかありません。
それよりも、海外旅行は英語でコミュニケーションをする度胸を鍛える格好の場です。
「世界の果てまでイッテQ!」の人気コーナー「出川イングリッシュ」をご存じでしょうか?
このコーナーの中で、お世辞にも英語が得意とはいえない出川(哲郎)さんが英語で話しかけた時の方が、英語が話せる河北(麻友子)さんよりも、外国人に質問を聞いてもらえ、必要な情報を引き出せたということがありました。




河北さんが通行人に丁寧な英語で訪ねて、多くの人から忙しそうにスルーされていくとき、出川さんは通行人に切り込んで「Sorry、Sorryね! Do you know XXXXX?」といきなり本題に入り、相手にNoと言わせない。
結果的に出川さんの方が、必要な情報が手に入っていくという流れでした。
英語試験を受けたら、間違いなく河北さんの圧勝でしょう。
ですが、そこよりも(たとえ日本語交じりでも)自らがきちんと状況を把握し、やり方を工夫してコミュニケーションにつなげる。
これは実際に海外に行ってコミュニケーションをしないと、絶対に得られない貴重な経験です。
伝わらないを学びにして楽しむ
先の2つのポイントともつながる部分がありますが、最後は「うまく伝わらないことを学びとして楽しむ」です。
人間の記憶は、刺激的な経験と結びついて始めて定着するのです。
・あー、うまく伝わらなかったな~
・あの時、ああ言うべきだったな~
といった、赤面するような失敗体験は、その気持ちと混ざって 強烈に自分の記憶に定着します。
これは、私が初めて海外で行ったマクドナルドでの失敗談です。
レジに並んでハンバーガーを注文をするときに「~が欲しい、したい」の「want to」を使ってとっさに文を組み立てました。
I… I want to a hamburger…
すると、受け渡された商品はなんと ハンバーガーが2つ… ><


なぜか分かりますか?
英語の文法としては、want to の後に来るのは動詞 でなければなりません!
後ろに名詞を入れたければ、to は必要無くて、want + 名詞 でOK。
先ほどの私の文章では、want to の後に a hamburger と名詞になっていますので、英語に慣れた現地のマクドナルドスタッフには次のように聞こえたのでしょう。
I want two (a) hamburger…
(私はハンバーガーが2つ欲しい)
その当時はどうしてハンバーガーが2つ渡されたのか全く理解できず、へこみました。
この体験は、20年以上経った今でも鮮明に覚えています。
want to の後には、
必ず動詞を入れなきゃいけねぇ…
二度と忘れることはありません!
まとめ


海外旅行で困らない程度の英会話力を身につけるにはどうすればよいかについて、解説してきました。
海外旅行前の英語学習のポイントは次の4つ。
・英語が必要な場面に絞って学ぶ
・プロセスを事前に知っておく
・英語の音に触れる機会を持つ
・毎日短時間学習を繰り返す
海外旅行は英語が必要な場面が限定されるため、きちんと効率よく学べば超初心者の方であっても、数カ月もあれば 旅行中 英語で会話を楽しむレベルには持っていけます。
私がおすすめする教材としては、手軽に始められ安価なのに英会話スクールに負けない充実したコンテンツを提供してくれる「スタディサプリENGLISH 新日常英会話コース」。
学習したことをオンライン英会話でアウトプットできる「オンライン英会話セットプラン」も最高におすすめです!
強烈な円安が続く現在、英会話学習目的でのおすすめ旅行先は、物価も安く安全な「マレーシア」。
海外旅行中は 次の3つの心構えで英語を使い、旅行を価値あるものにして下さい!
・ゆっくり大きな声で話す
・発音や文法の間違いを気にしない
・伝わらないを学びにして楽しむ
それでは、Bon Voyage!!!